2004年以来20年、2024年度を目途に1万円札と5千円札、千円札の紙幣が刷新される。新しいお札の顔(肖像画)は1万円札が渋沢栄一、5千円札が津田梅子、千円札が北里柴三郎となります。
お札の肖像画に選ばれる条件
1,日本が世界に誇れる人物であること
2,教科書に載っているなど、だれでも知っている人物であること
3,偽造防止の目的から、なるべく精密な人物像の写真や絵画を入手できる人物であること
千円札の人物肖像の変遷( 日本銀行券 )
日本武尊と建部神社
甲号券
発行開始日 1945年(昭和20年)8月17日
通用停止日 1946年(昭和21年)3月2日
聖徳太子
B号券
発行開始日 1950年(昭和25年)1月7日
支払停止日 1965年(昭和40年)1月4日

伊藤博文
C号券
発行開始日 1963年(昭和38年)11月1日
支払停止日 1986年(昭和61年)1月4日

夏目漱石
D号券
発行開始日 1984年(昭和59年)11月1日
支払停止日 2007年(平成19年)4月2日

野口英世
E号券
発行開始日 2004年(平成16年)11月1日

北里柴三郎

北里 柴三郎(きたざと しばさぶろう、1853年1月29日(嘉永5年12月20日) – 1931年(昭和6年)6月13日)は、日本の医学者・細菌学者である。貴族院議員・従二位・勲一等・男爵・医学博士。
私立伝染病研究所(現在の東京大学医科学研究所)創立者兼初代所長、土筆ヶ岡養生園(現在の北里大学北里研究所病院)創立者兼運営者、第1回ノーベル生理学・医学賞最終候補者(15名の内の1人)、私立北里研究所(現在の学校法人北里研究所)創立者兼初代所長並びに北里大学学祖、慶応義塾大学医学科(現在の慶應義塾大学医学部)創立者兼初代医学科長、慶應義塾大学病院初代病院長、日本医師会創立者兼初代会長。
「日本の細菌学の父」として知られ、ペスト菌を発見し、また破傷風の治療法を開発するなど感染症医学の発展に貢献した。門下生らはドンネル先生との愛称で畏れられて、親しまれていた
終わりに

【速報】2004年以来、久々に紙幣が刷新されます。1万円札は渋沢栄一、1000円札は北里柴三郎、5000円札は津田梅子の肖像画が検討されています。